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アークベルセレモニー

ご葬儀

阿賀野市在住 C 様

お別れを前に、父と子の会えずにいた時間を取り戻せました。

持ち前の器用さと行動力で、いつも人の輪の中心に。

「仕事柄、几帳面な性格で、細かいところまできちんとする人でした」
C様は亡くなったご主人の人柄を、そう振り返ります。長く設計技師として勤め上げ、定年後もものづくりが大好きだったご主人。屋根付きのバーベキュースペースや、立派な卓球小屋も自ら設計し、DIYで建てられたそう。首都圏で暮らす二人のお子様はもちろん、卓球クラブのご友人など多くの方が集まり、賑わったそうです。「作るだけ作って、手入れは人任せなんだから。これからが大変ですよ」とC様は笑います。
ご夫婦はともに、中国地方のご出身。近くに親族がいない上、コロナ禍のためお子様やご近所の方々との打ち合わせもままならず、お一人ですべて段取りをしなければならない、C様いわく「ないない尽くしの状況」でした。
「だから、アークベルさんが唯一の助け舟でした。お付き合いのあるお寺もなかったものだから、夫の実家と同じ宗派のところを紹介していただいて。おかげで、夫にとって馴染みのある送り方ができたと思います」

家族でゆっくりと過ごした、父と子の大切な時間。

ご主人の闘病生活とコロナ禍が重なったこの一年。首都圏在住のお子様たちは、病院での面会はおろか新潟に来ることもできず、ビデオ通話でしかお見舞いができなかったといいます。「だから、お別れの時は直接会わせてあげたくて。お世話になった方々や遠方の親族は呼べなくなるけれど、家族でお見送りがしたいと私からお願いしたんです」
これまで会えなかった分まで、ゆっくりと家族の時間を過ごされたC様ご一家。遺影には、夫婦水入らずの和歌山旅行で撮った、優しい笑顔のご主人が写っています。
「息子たちが小さい頃は、お正月のスキー旅行が我が家の恒例行事でね。いつも仕事で忙しくしていた分、たまの休みには友達同士みたいに子どもと遊んでくれる人でした。だから息子たちも、大好きなお父さんとゆっくりお別れができて、本当に良かったと思います」とC様。家族の絆を確かめ合う、あたたかいご葬儀となりました。

水原セレモニー フューネラルアドバイザー
下條 嘉隆

新型コロナウイルスへの懸念から、ご家族のみでのお見送りを選択されたC様。ご主人らしい色合いのお花をお聞きし、お棺に入れるお花をご用意したところ、大変喜んでいただけました。お別れの瞬間まで、家族の時間を大切にされていたご一家の姿が心に残っています。