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アークベルウェディング

ご婚礼

新婦ご両親
小嶋 直樹 様・裕子 様

家族の「絆」が、生まれる場所

大切に育ててきた一人娘の夢。
「どんな形でもいいから」と、中止は考えませんでした。

新婦・青葉さんにとって、ご両親は理想の夫婦。子どもの頃からご両親の結婚式の写真を見ては、「私も早く結婚したい」「こんなウェディングドレスを着るからね」と夢をあたため、理想の結婚式の話をしてきたそうです。
そんな青葉さんが新郎の勇汰さんと出会い、1年の交際を経て結婚を決めた時のことを、お父さまは「私たちも若くして結婚したので、いずれはその時が来ると思っていました」、お母さまは「安心しておまかせできる人だったので、素直にうれしかったです」と話します。
それから約1年、2020年5月の結婚式にむけて準備をしてきたお二人でしたが、直前の4月に首都圏を中心に発出された第1回目の緊急事態宣言により、急遽結婚式は延期に。「あの時はかわいそうで…見ていられませんでしたね」とお父さまは話します。
「どんな形でもいいから、結婚式を挙げさせてあげたい」と願った青葉さんのご両親、そしてお二人に、コロナ禍を乗り越えて、結婚式を実現するまでのお話を伺いました。

コロナ禍でも結婚式を行えたことに、感謝してもしきれません。

ウェディングプランナーやスタッフの励ましに支えられて、気持ちを切り替え。

「延期を決めた時は、さすがに落ち込みました」と話すのは新郎の勇汰さん。結婚式の1年前から一緒に暮らし始め、時間をかけて準備してきたお二人。5月に予定していた挙式日は、家でじっとしていられず、二人で式場を訪れたそう。「本当ならここで式を挙げていたんだな…と考えながら立っていると、スタッフさんが招き入れてくれて、写真をたくさん撮ってくれたんです」と新婦の青葉さん。「豪華なデザートプレートまで用意してくれて。『結婚式(仮)ですね』って、スタッフさんがお祝いしてくれました。本当に嬉しかったですね」
その後もウェディングプランナーの言葉に励まされたというお二人。気持ちを切り替え、演出や進行をゲストが密にならないように変更するなど、ゲストが安心して参加できる結婚式を模索していきました。
8月に行われた説明会には、青葉さんのご両親も参加。モデルによる模擬挙式〜披露宴を見て、実際のお客様同士の距離感や感染症対策を確認できたとお母さまは言います。「親族の中には、やはり出席を不安に思う方もいました。徹底した感染防止対策を行っていることを私の方から話せましたし、不安なことは波多野さんに一つひとつ確認し、対応していただけたのがありがたかったです」

我慢の多い日々に、喜びと感動をもたらした結婚式。

そして10月、改めて迎えた結婚式。バージンロードを歩く青葉さんの両脇には、お父さまとお母さまが。「説明会の模擬挙式を見て、母が感動してポロポロ泣いていたんです。母は神前式だったから、一緒に歩かせてあげたいと思って」と青葉さん。これまでの思い出をかみしめるように3人で歩いた時間は、大切な宝物となりました。
披露宴では、両家のお母さまからお二人へ火種を渡し、メインキャンドルに点火するセレモニーを。各テーブルを回るキャンドルサービスのかわりに取り入れた演出でしたが、「二つの家族が一つになり、新しい家庭が築かれる」というセレモニーに、しみじみと感動したそうです。
ゲストのテーブルは3〜4名用に変更し、席と席の間にはアクリル板を設置。徹底した感染防止対策の中で行われましたが、ご友人からは「結婚式ってこんなにいいものなんだ」と感想をもらうほど、あたたかく笑顔いっぱいの披露宴に。「親族も皆、娘の結婚式を楽しみにしていたんです。コロナ禍で我慢することの多い中、明るい一日になって本当によかった」とお父さま。ご両親やご親戚はもちろん、参加されたゲスト全員に笑顔をもたらした、素敵な一日となりました。

ピアザ ララ ルーチェ ウェディングプランナー
波多野 亜衣

ゲストの皆さまには何も心配せずにお二人を祝っていただきたい…そんな想いで、お二人と密に連絡を取りながら、不安を解消できるようさまざまな対策を考えました。当日は楽しく笑顔があふれる、最幸な一日でしたね。またいつでもルーチェにお立ち寄りください。